取扱製品詳細
蟻酸メチル
ギ酸メチルは揮発性に富む無色の液体で、ベンゼン、アセトン、エーテル等の有機溶剤とは自由に混合し、また水にも常温で約23%溶けます。
化学物質・混合物の区別 | 混合物 |
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化学式 | (Ⅰ)HCOOCH3 (Ⅱ)CH3OH |
Cas No. | (Ⅰ)107-31-3 (Ⅱ)67-56-1 |
化審法官報公示番号 | (Ⅰ)2-677, (Ⅱ)2-201 |
安衛法官報公示番号 | (Ⅰ), (Ⅱ):(公表) |
物性
外観 | 無色液体 |
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比重 | 0.974(20 ℃) |
凝固点,融点 | -99.8℃ |
引火点,発火点 | -26℃, 456.1 ℃ |
粉塵爆発 | データなし |
安定性・反応性 | 通常の保管及び取扱いの条件においては安定である。 |
関連法規
労安法 | 危険物 引火性の物 法第57条 表示対象物質(ギ酸メチル、メタノール) 法第57条の2 通知対象物質(ギ酸メチル、メタノール) 安衛則第594条、皮膚障害物に該当(メタノール) 安衛則第593条、眼障害物に該当(メタノール) |
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消防法 | 危険物 第4類 特殊引火物 指定数量 50L |
毒劇物取締法 | 非該当 |
船舶安全法 | 個品運送(危険物、引火性液体)(容器等級Ⅰ) |
航空法 | 航空法の輸送基準に従う。 |
その他主な関連法規 | 特になし |
危険有害性の分類
物理化学的危険性
爆発物 | 分類対象外 |
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可燃性/引火性ガス | 分類対象外 |
エアゾール | 分類対象外 |
支燃性/酸化性ガス | 分類対象外 |
高圧ガス | 分類対象外 |
引火性液体 | 区分1 |
可燃性固体 | 分類対象外 |
自己反応性化学品 | 分類対象外 |
自然発火性液体 | 区分外 |
自然発火性固体 | 分類対象外 |
自己発熱性化学品 | 分類できない |
水反応可燃性化学品 | 分類対象外 |
酸化性液体 | 分類対象外 |
酸化性固体 | 分類対象外 |
有機過酸化物 | 分類対象外 |
金属腐食性物質 | 分類できない |
健康に対する有害性
急性毒性(経口) | 区分4 |
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急性毒性(経皮) | 区分外 |
急性毒性(吸入:気体) | 分類対象外 |
急性毒性(吸入:蒸気) | 区分3 |
急性毒性(吸入:粉じん) | 分類対象外 |
急性毒性(吸入:ミスト) | 分類対象外 |
皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A |
呼吸器感作性 | 分類できない |
皮膚感作性 | 分類できない |
生殖細胞変異原性 | 分類できない |
発がん性 | 分類できない |
生殖毒性 | 区分1B |
特定標的臓器毒性(単回ばく露) | 区分1(中枢神経) 区分2(視覚器、中枢神経系、全身毒性) 区分3(気道刺激性、麻酔作用) |
特定標的臓器毒性(反復ばく露) | 区分1(中枢神経系、視覚器) |
吸引性呼吸器有害性 | 分類できない |
環境に対する有害性
水生環境有害性(急性) | 分類できない |
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水生環境有害性(長期間) | 分類できない |
オゾン層への有害性 | 分類できない |
GHS絵表示
主な用途
化学中間体、鋳型及び中子製造の硬化剤、一酸化炭素元、発泡剤、一般溶剤、燻蒸材
製品仕様
荷姿 | ローリー、ドラム、缶 |
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外観(物理的状態、形状、色等) | 無色液体 |
臭い(臭いの閾値) | 芳香臭 |
pH | 知見なし |
融点/凝固点 | -99.8℃ |
沸点、初留点と沸騰範囲 | 31.75℃ |
引火点 | -26℃(タグ密閉式) |
自然発火温度(発火点) | 456.1 ℃ |
燃焼又は爆発範囲の | 上限 22.7 Vol%, 下限 5.0 Vol% |
蒸気圧 | 78,953 Pa 592.2 mmHg(20 ℃) |
蒸気密度 | 2.07(ギ酸メチル) |
比重(密度) | 0.974(20 ℃) |
溶解性 | 水に23wt%(40℃ 1atm) |
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